職員室の声

2学期終業式(山下)

2018-12-22

 皆さん,お早うございます。

 

 長かった2学期も今日で終了となります。本校においては,連休をはさみ,12月25日(火)~28日(金)までの4日間冬期補習並びに,ウインタースクールがあります。

 

 しかしながら,一区切りとなります。さて,2学期を少し振り返ると,様々な行事ありました。9月は中高合同の文化祭があり,11月には,中学3年生及び高校2年生が,それぞれ2泊3日間,3泊4日間の関西地区,関東地区への修学旅行がありました。それぞれ楽しい思い出作りができたのではないでしょうか。

 

 私の場合は,中学校3年生の時,大阪万国博覧会が開催された年で,修学旅行は5泊6日間の旅行で,園内列車内で2泊しました。細かな記憶はありませんが,今でもハッキリと記憶しているのは,無人のモノレールと動く歩道でした。今鹿児島空港にも設置されている水平方向のエレベーターでしょうか。

 

 高校3生は模試等等を含め授業でしたね。他の学年は1日遠足が行われました。秋の紅葉はどうだったでしょうか?また,クラスマッチも中高それぞれ開催され競技に懸命に取り組み,クラスの和を深めることができたのではないかと思います。

 

 ところで,ある雑誌を読んでいた際に,早稲田大学の池田雅之名誉教授の寄稿された文に「日本人の幸福について考える」連載の寄稿が掲載されていました。

 

 11月号では,「幸福」は退屈な静けさの中に潜む。現代は日々の移り変わりが早く,様々な点で外からの刺激を受けることが確かに多いと思う。池田先生は,『幸福な生活とは』刺激や興奮を抑え,ある程度,退屈に耐える力を養う必要があると述べられている。

 

 また,12月号では,ゲゲゲの鬼太郎の作者である漫画家の水木しげる先生の「幸福の7ヵ条」を紹介されていた。私自身勉強不足でこの「7ヵ条」は何か知りたくなり,調べて見ることにしました。次の7ヵ条でありましたので,紹介します。

 

 

 (幸福の7ヵ条)

 

 第1条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に,事を行ってはいけない。

 

 第2条 しないではいられないことをし続けなさい。

 

 第3条 他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追求すべし。

 

 第4条 好きの力を信じる。

 

 第5条 才能と収入は別,努力は人を裏切ると心得よ。

 

 第6条 怠け者になりなさい。

 

 第7条 見えない世界を信じる。

 

 

 この中で,第5条にある「努力は人を裏切ると心得よ。」が気になり,読み進めると次のことがわかりました。一瞬は「努力は人を裏切らないだろう。」と考え,この考え方はおかしいと思いました。実は,水木しげるさんの体験からでたもので,努力したって成功する保証はない!。むしろ失敗する可能性が高い。と言い切られる。じゃあ,努力なんてしても無理なんじゃないか!しても無駄ではないか?ではない。好きなことをやる力を信じて,しないではいられないことをし続ける(第2条)。継続することで,努力することが楽しくなってくる。つまり,努力することが喜びに満ちたものとなる。という意味でした。それで,なるほど字面だけで判断した自分の間違いがわかりました。別な角度からの見方を水木先生が示しているのだと思いました。

 

 また,第6条に「怠け者になりなさい」がありますが,これも体験から出て来た言葉であり,40歳(中年)になるまで,特に若い頃20代まではがむしゃらに頑張りなさいということでした。

 

 少し長くなりましたが,皆さんが明日からの年末年始の期間を御家族との団欒の機会と休養を取って下さい。但し,学習面は計画を立て復習をしておいて下さい。高校3年生の皆さんは,年明けの大学入試センターに向け最後の一踏ん張りにより夢実現を祈ります。来年は平成最後の年となりますが,良き年となるように祈念して式辞とします。

 

 

(副校長 山下 茂久)