職員室の声

研修旅行後記(田中)

2018-12-07

 早いもので、二学年の研修旅行が終わって三週間が過ぎようとしている。いつも出発前に思うことは、生徒たちが無事に帰って来られるようにということは勿論であるが、卒業生のことである。東京に行けば、だれだれに会える、京都はだれだれという具合に。今回も東京で三人の卒業生と会った。その中の一人、H.kという女の子がいる。彼女は家でも学校でも自由奔放で、何度も手を焼かせた生徒であり、結局三年間担任をする羽目になった子である。

 

 しかし、卒業して十年もたつと変われば変わるもの。立派な社会人に成長していた。ただ変わらなかったのは、相変わらず私のことを人目はばかることなく「田中~」と大きな声で呼んで、抱き付いて来るのは当時のままだった。別れの時は、私が見えなくなるまでずーっと手を振ってくれた。だからこちらも見えなくなるまで手を振り続けた。

 

 その日のメールでは、「今日は楽しかった♥会えてよかった。今があるのは田中のおかげだから、とっても感謝してます」「これからも体に気をつけて長生きしてよね!鹿児島に帰るときとか遊びに行くからね!」(ほぼ本文そのまま)という素直で優しいコメントを貰った。

 

 これを見た時、教員をしていて良かったと思う瞬間でもあった。今や彼女は今年で27才の独身女性だ。ただし来年結婚予定。

 

遠い鹿児島から幸あれと願うばかりである♥

(文責;田中)