職員室の声

11月も後半に入り(仮屋)

2018-11-20

 11月も後半に入りそろそろ授業の方でもセンター試験対策で忙しい時期ではないでしょうか。センター試験は私の専門教科の英語でいうと4つの中から正しい答えを一つ選ぶ形式です。80分という時間制限の中で多くの問題を処理しなければならず、かなりのスピードが求められます。特に長文問題は骨が折れます。私もこの長文問題をどうやったら迅速に対応できるのかいろいろ工夫を試みたのですが、私の結論はこうです。「真の読解力を身につけること」。真の読解力というのがなかなか説明しづらいのですが、長文読解でいえば論理を的確にとらえることです。私自身の経験でいえば英検1級対策で自らが行った英字新聞社説の(英語・日本語)要約がとても役に立ちました。つまり新聞社が最も主張したい箇所では当然筆者も気合いが入ります。気合いの入る個所では当然気合いの入った表現を使うはずです。気合いの入った表現を経験としてたくさん知ることで新聞、雑誌等の読むスピードが格段に上がりました。しっかり読むべきところと流して読むところの峻別が自動的にできるようになったのです。長文リスニングも論点を頭の中で整理しながら聞くことができるようになりました。不思議なことにこの練習で日本語新聞の社説、コラム等の読解、読書のスピードも上がりました。大切なことは日本語であろうと英語であろうと同じだということですね。

 

 私の教える3年生の諸君は授業でも定期試験でも要約ばかりやらされてうんざりだったと思いますが、こうした論理把握の練習をやれば4つの中から一つ選ぶなどという次元の低いことをせずに済むことが分かるはずです。他教科のことは知りませんが、センター試験といえども安易なテクニックに走るのではなくその教科の真の力を磨くことが高得点への近道であると、私は自分自身の経験から確信しています。

(文責;仮屋)