職員室の声

There is no time to practice fast.(曽山)

2018-10-26

 吹奏楽部の部室から流れてくる楽器の音を聞くと思い出されるのが、以前引率で訪れたアメリカの高校の音楽の先生に「師の教え」として教わった“There is no time to practice fast.”(早く練習しているヒマはないよ)という言葉です。通常であれば「ゆっくり練習しているヒマはないよ」と言いそうなところなのですが、「難しいところはゆっくり時間をかけて練習しないとできるようにならない。早く弾いてばかりいても時間の無駄。ゆっくり練習することが、回り道のようで近道なのだ」という意味です。

 

 この言葉、楽器の練習だけでなく、英語の学習にもつながるように思います。自信のない単語は一つ一つ辞書を引いて調べ、文法の疑問点があれば参考書を開いて確認する。長文が難しければ一文ずつ理解していく。そういった「ゆっくり」な努力が、最後に「あのときやっておいてよかった」と思うかどうかの分かれ道になるのではないでしょうか。その地道な取り組みの助けになれるよう、我々教員も研鑽を積んでいきたいと思います。

(文責;曽山)