職員室の声

本日は、(永井)

2017-06-20

本日は、一学期の締め括り、期末考査の時間割発表でした。
朝補習も、部活動も一旦停止。前後をよく見てGo!

話は替わります。
先日ようやく、一冊の本を読み切りました。
『日本経済史』です。3カ月かかりました。
経済用語が頻出。経済学では常識かと思われるものが、サラッと、いかにも当たり前のように表現されると、私の不勉強な脳みそには甚だ辛いものがありました。

近世初期(17世紀)から低成長期(1970年代)までの400年間を扱ったこの本の魅力は、”「既知」の内実を疑い、未来を選び取る”という著者の立場にある。
従来当たり前のように普及した明治維新を日本の近代資本主義の出発点とし、それ以前と以後との「断絶」を主張する考え方に対して、中小の農民や、商工業者に光を当て、彼らを主役に、彼らの活躍が下地となって近代以降の資本主義の成立や発展を支えてきたのだというものです。歴史の「断絶」ではなく、「継続」を主張しているのです。それは、低迷する今日の日本経済に中小企業の可能性を感じさせる。

なんてすばらしい!と思うのです。勇気づけられると思いませんか。
真逆の視点が、コツコツと埋没したデータを調査・分析することで、一つの主張になるのですよ。

過去の延長として未来をとらえる。過去のとらえ方が変われば、未来の選択肢も変わる。
当たり前のことでも、自分のこだわりが、見方を変える。

自分の将来、まんざら捨てたもんじゃいと思えますね。

(文責;永井)