職員室の声

アクセントの話(中馬)

2017-04-11

先日テレビを観ていたら、日本語のアクセント特集をやっていました。

日本語は高低アクセントといって、音を高く発音するか低く発音するかで意味の区別をします。
例えば「あめ」という言葉は、HL(雨)かLH(飴)で読むかで意味が違いますよね。
(H=High=高、L=Low=低、を意味します)

その特集を観ていて、高校時代のことをふと思い出しました。
出水のとある学校に通っていた私は、高校生になって初めて遭遇した山の向こう側の人々(大口の方です。笑)のアクセントに驚かされたのです。

今までの人生の中で「ちゅうまん」(私の苗字です)をHHLで呼ばれていたのですが、大口のクラスメイト達は私のことを「ちゅうまん」(HLL)で呼ぶんですね!!!!!
その時に、方言って語彙や文法的なものだけでなく、アクセントの位置にもvariationがあるんだなぁーと自分の中での大きな衝撃だったのをよく覚えています。

その一年後に、総合的学習の時間で国語の先生に「方言地図」なるものを見せていただきました。
そこで衝撃を受けたことは、昔は道や橋などが整備されていなかった山や川が方言の違いを生み出す一つのラインになっているということでした。
(例えば、山の向こう側では、「カタツムリ」と呼ぶが、山の麓では「デンデン」と呼ぶ、みたいな違いです)

まさに高校入学当初に感じた山の向こう側の人のアクセントの位置は違う、ということと一致していて高校生ながらに「おおぉー」と感動を覚えたのでした。

これは方言レベルのアクセントの違いの話でしたが、特集を観ていると現代日本語においても話者によってアクセントの揺れがあるようです。
(だから「正しい」とされてるものとは異なるアクセントで読んでしまうことがあるわけなんですね)

言語はやはり面白いなぁーと改めて思わされました。

※さて、最後に問題です。「パーカー」は、①LHHH と②HLLL のどちらで発音するのが「正用」とされてるのでしょうか?

(文責;中馬)